窓位置を狙った快適空間設計
エコな住宅を設計するためのセミナーに行ってきました。
コンピューターで日差しを計算するのです。
設計で、夏場の暑い嫌な日差しはいれずに、冬の暖かい日差しはねらっていれる、
そのような窓の位置配置や、庇の設置や、屋根の軒の深さの計算など、
また、それらを含めた外観のデザイン、
そのようなことができるコンピューターCADは、私どもも導入済みです。
もともと、私自身、寝ても覚めても居心地の良い住まいの設計を
練るのは大好きなことです。
感覚でだいたいこんな感じかな???とするのではなくて、
コンピューターではっきりと計算できたら、、、
実際に建ったら、とても快適な実感ができると思います。
ありきたりの、決まっている規格プランでは、敷地の形や高さや
方位の向きや それぞれちがいますから、
その土地土地にあったプランをすべきだと思います。
実際にこちらが、そのコンピューターをつかって設計した住宅です。
南面を吹き抜けにして、2階からの窓を1階の奥のダイニングにまで
冬場の日差しをとどけることを狙ったプランです。
吹き抜け上部には、電動窓を配置しています。
熱気は下部から上部にいく習性を利用して
効率のよい風通しを実現しております。
トップライトは考え物でかなりの熱を部屋にいれてしまいます。
自宅にて実証済みです。
ですので、必ず開け閉めのしやすい電動をおすすめします。
ですが、できたらそれに代わる窓のほうが、直射日光が
入らないように設計できるので、とてもよいと思います。
また、屋根を深くして、また、1階は2階のベランダを深くして、
夏場は全く日差しははいりません。
嫌な西日は全くはいらないように、しております。
近隣で陰になる部分のみ、窓をつけて、風が通るように配置してます。
もうすぐこのお宅が着工します。
実際に、狙った通りの効果があるか楽しみです。
見学会をする予定です。予約制です。ご興味のあるかた、
どうそ、ご連絡ください。